スーパーコンピューター共同利用WEBシステム[東京大学物性研究所]
課題の審査基準と審査項目について
課題審査の記入項目について
申請課題は、計算規模や目的に応じて、AクラスからSクラスに分けられています。
各クラスの詳細については、以下をご参照ください。
https://mdcl.issp.u-tokyo.ac.jp/scc/guide/application_proposal/sckyoudou/about
上記の課題クラスのうち、定期的に課題審査を行っていただくのはB, C, E, Sクラスの4種類です

審査は、得点をつけるものと、問題点を指摘するものの二種類があります。

得点をつけるタイプ(研究の重要性、研究課題遂行能力等)のものは、5点が最高、1点を最低とし、5段階で採点していただきます。
  • 5点 ... excellent
  • 4点 ... good
  • 3点 ... average
  • 2点 ... fair
  • 1点 ... poor
各々20%程度で平均3点となるように採点をお願いいたします。

Cクラス、Eクラス、Sクラスには問題点を指摘する項目があります。
研究計画の具体性に欠けるなど、該当する項目があれば選択してください。
C,Eクラスの審査における問題点の定型コメント(A: 研究計画の具体性に欠ける。など)については2名以上の審査委員から指摘があったものについては採択連絡時に申請者に通知します。詳細は下記をご覧ください。

採点結果により、課題の採否及び採択ポイントを決定いたします。
審査結果が良いほど多くのポイントが配布されます。

それぞれの審査項目については以下の通りです。
研究の重要性
研究課題の意義、独創性を評価するとともに、物性研究所のスーパーコンピュータシステムの使用にふさわしい課題であるかを評価してください。
研究課題遂行能力
研究課題について、申請者の課題遂行能力を評価してください。
数値計算手法が具体的に述べられており、妥当な研究計画が記載してあれば高い評価を、そうでなければ低い評価をつけてください。
申請ポイント数の妥当性
申請書に記載された計算について、申請ポイントのうち、どの程度を採択するのが妥当であるかを評価してください。評価にあたっては研究課題の意義等とは独立に、申請課題を遂行するのに必要な計算量であるかどうかについてのみ採点してください。
申請ポイント数のx/10が妥当と考えるときはx点を配分してください。
(Sクラスのみ)
課題の問題点について
C, E, Sクラスの課題については、「研究計画の具体性に欠ける」など、申請課題の問題点を指摘する項目があります(Sクラスでは総合評価という名称になっています)。それぞれ該当する項目があれば選択してください。選ばれた項目は採択ポイントの決定に使われます。
問題指摘が多いほど採択ポイントが少なくなります。

それぞれのクラスにおける問題点は以下の通りです。
Cクラス
  • A: 研究計画の具体性に欠ける。
  • B: 計算実績および/または計算実績計画の具体性が不十分である。
  • C: 申請ポイント数の見積もりが過大である。もしくは、算出根拠が示されていない。
  • D: 前回の課題からの進捗が明確でない。
Eクラス
  • A: 研究計画の具体性に欠ける。
  • B: 大規模計算の計算実績および/または準備が不十分である。
    Eクラス(大型)を申請するには、並列化や高速化など、数値計算技術における実績もしくは準備が不十分であると判断される場合に選択してください。
  • C: 申請ポイント数の見積もりが過大である。もしくは、算出根拠が示されていない。
  • D: Eクラスとしては適当ではない、Cクラス課題として採択すべきである。
    計算内容が、大規模計算にふさわしくないと判断される場合(単純に多くのポイントを希望するためにEクラスを申請したと思われる場合)に選択してください。
  • E: 前回の課題からの進捗が明確でない。
C,Eクラスの問題点定型コメントの申請者への通知
C,Eクラスの申請課題は3名の審査委員で課題審査が行われます。
問題点の審査結果で2名以上の指摘があった項目については採択連絡時に申請者に通知します。
但し、Eクラスの問題点項目「D」については、Cクラス降格の際には掲載せず、
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審査の結果、当課題はE クラスではなく、C クラス相当として
採択したほうが適切であるという結論になりました。
C クラスとして採択するのでご了承下さい。
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を別に掲載します。
[審査結果の例]
クラス 問題点審査 採択連絡時の通知文の問題点掲載部分抜粋
C 審査委員X: A, C
審査委員Y: A, B, C
審査委員Z: C
=AABCCC
→ AとCについて通知する。
複数の審査員からこの申請において以下の問題点があると指摘されました。
  • 研究計画の具体性に欠ける。
  • 申請ポイント数の見積もりが過大である。もしくは、算出根拠が示されていない。
Sクラス
A: 重要な課題であり、大規模計算の意義を認める。
B: Sクラスとしては適当ではない、Eクラス課題として採択すべきである。
Sクラスの課題としては認められないが、並列化などの実績、準備が十分であり、Eクラス(大型)の課題としては認められる場合にはこの項目を選択してください。なお、課題がEクラスとして採択された場合、Eクラスの上限ポイント、及び採点基準により採択ポイントが決定されます。
C: Sクラスとしては適当ではない、Cクラス課題として採択すべきである。
Sクラスの課題として妥当ではなく、かつEクラスとしての採択も適当であると認められない場合にこの項目を選択してください。なお、課題がCクラスとして採択された場合、Cクラスの上限ポイント、及び採点基準により採択ポイントが決定されます。
審査コメントについて
C、E、Sクラスについては、定型コメント以外の審査コメントを必ずご記入ください。どのような判断がなされたのか、審査委員長が確認するのに必要となります。